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PCDev2MIDI

Pコマンド - [P]lay

オペレータ

P:

主な役割は演奏です。PCDev2MIDI の中で最も重要なコマンドです。

オペランド

C D E F G A B

オペランドは上記の8 種類あります。A ~ G の各文字は対応する音を表しています。オプションとして # と @ 文字をとり、# は臨時記号の #(シャープ)を意味し、@ は臨時記号の b(フラット) を意味します。

R

R 文字は休符を表しています。R の後には必ず数字が来て、その長さを表します。単位はミリ秒で指定します。

例) P:C R100 E@ G;
C をならした後、100 ミリ秒後に E と G の音を同時にならします。

モディファイア

O T V P M S

適用されるオペランド
C D E F G A B
O
オクターブ値を指定します(-2~8)。
T
トランスポーズ値を指定します(0~127)。
V
ベロシティ値を指定します(0~127)。
P
ピッチベンド値を指定します(0~16384~32767)。
M
モジュレーション値を指定します(0~127)。
S
システムの設定を選択します。

それぞれの値は一つ前のオペランドにかかります。これらのモディファイアはその後に必ず数値を取ります。数値の指定の方法は直後に数値が来た場合には [Tone] タブの設定値との相対値を意味し、'='(イコール記号) の後に数値が来た場合には絶対値を設定します。数値の前には '+'(プラス) '-'(マイナス) の記号を付けることができ、省略した場合には '+' になります。

例)P:CO=+2D-O1;
C で絶対オクターブ 2 の音と、D で相対オクターブ -1 の音を同時に鳴らします。[Tone]タブの [Octave]値 (基本オクターブ値) が 4 の場合には、D の音は DO=3 (D3) という音が鳴ることになります。

また、O は省略も可能ですので、音色を米式に近い形式で書くこともできます。

例)P:C3E3G3;
相対オクターブ 3 の C と E と G の音を同時にならします。これは、P:C+3E+3G+3; とするのと同じです。

値を指定するときに値の前に 'Z' に続く数値を挿入することによって値に幅を持たせることができます。

例) P:CVZ30+80;
C を [Velocity]値、80 (-30%~+30%) の 範囲で鳴らします。

例では 80 の 30% が振れ幅なので、80 * 0.3 = 24 で、56 ~ 104 の間に [Velocity]値設定されます。このときに、分布は正規分布を取り、80 が最も出やすくなります。

基本的に使用されるオペランド、オペレーターは上記のようになっていますが、P: コマンドでは、G: コマンドで使用可能なパラメータも使用可能になっています。併せて、[G:]コマンド も一読しておいてください。

参照) [Tone] タブ [Commands] タブ [G:]コマンド


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